てんこchan体操

講座説明

EPSON MFP image

EPSON MFP image

2011年12月4日、ふとしたきっかけでこの体操を体験することになりました。ちょうど、50歳半ばで筋力の衰えと体力の低下とを実感していた時でしたし、寝たままでできる体操だと聞いていましたので、これなら、楽そうな気がして、「試してみるか」といった軽い気持ちでした。

ところがどっこい、実際にやってみると、心臓への負担こそ少ないものの、これがなかなかのものでした。思いがけない身体の部分にアプローチする上に内蔵にまで働きかける動きで「なんだこれは!」の連続でその結果、もっともっと探求してみたくなりました。それからは、かなり熱心に(?)当時まだ、ご存命だった故足助照子先生と現会長の米沢典子先生の後を追いかけるようにあちこちの教室に参加させていただきました。

人の体は、それぞれ違うということは、鍼灸師という職業上、理解していたつもりでしたが、色んな人がそれぞれに自分の身体の弱いところに向き合って、ゆっくりとではありますが、改善していく姿を見せてもらえたことも、大いに励みになりました。

また、この体操で体得したことは、鍼灸で学んだ東洋医学・西洋医学の身体のことと、何ら矛盾するところもなく、かえって、そんなアプローチもあったのかと新しい学びになっています。

そんなこんなで、この体操が好きすぎる状態が続いて今に至っています。 意識して身体を動かすことによって、日々自分で自分の身体の調整ができるよう皆さんと一緒に深めていけたらなと思っています。

講師

上野 万弓

講師連絡先

078-841-3154

受講料 1回¥2000
スケジュール

木曜日 14:00 - 15:30

第2・4木曜

受講申込に関しては、講師に直接ご連絡ください

講師 上野 万弓

鍼灸師、てんこchan体操講師

サラ・シャンティのほか、須磨、三田などで教室を開催

受講者の声

てんこchan体操って何?

数年前から慢性的な貧血、腰痛、四十肩、浮腫みなどに悩まされていました。血流が滞り、体は硬くなり、満身創痍でボロボロ…。 「どんな病気でも「血流」が良くなれば改善する」と聞いてはいたものの、筋力が落ち、既に通常の運動ができる体力はありませんでした。そこで、以前に体験レッスンを受けたことのある医療体操を思い出しました。「あれなら寝ながらできるし、血流を良くすることが出きるはず。」と、紹介してくれた上野万弓さんに連絡をとりました。 「てんこchan体操」は、手技療法の治療家として活躍された足助次郎先生と、奥様の照子先生直伝の体操です。つい先日、古武術の達人である甲野善紀さんが30年にわたって足助先生の教室に通っておられたことを知りました。身体を知り尽くし自在に操る甲野先生が、この体操を評価されていることに、心底納得できます。甲野先生のツイートからいくつか引用させていただきます。 『足助次郎先生の深い経験と慧眼によって組み立てられており、足の指をわずかに動かす程度であっても、(略)時に驚くような効果を挙げている。』『安静を言い渡されているときでさえ、(略)健康を回復することができるという独特の体操法だ。』 一見すると地味で何をやっているのかわからない体操ですが、実際にやってみると、これがなかなかのやり応えです。東洋医学的な観点からも考案されているため、下記のような効果が高いと感じました。 ・内臓(特に腸)の活性化 ・血流の改善 ・筋肉や筋などの癒着やこわばりが柔らかくなっていく ・骨格の歪みが正しい位置に戻っていく まず驚いたのは冬に感じた変化でした。 ・腰痛が出ない ・冷え症が改善、それどころか寒さを感じないので薄着に。 ・正座ができるまでに回復・肩の可動域が広がっている。 他にも細かい変化はたくさんありますが、書き切れません。 私の当面の目標は、通常の運動を始めることが出来る水準まで体を戻すことです。でも、そこに到達したからといってこの体操を止めることはないでしょう。何故なら、全く別の目的と仕組みであることを実感しているからです。この体操を続けることで、多くの劣化や偏りを予防改善することができると確信しています。