サラ・シャンティ通信 7月号

最近は世界中で日本のアニメやマンガブームが生れています。 フランスではJapanExpoという祭典があって、ヨーロッパからの客が集まって満員御礼だそうです。日本の民謡や踊りの舞台が見られ、日本食が食べられ、民芸品や小物が販売されている。観光客も激増していて、京都や奈良の神社仏閣巡りが人気で、神道文化への関心も高まっている。1万年以上平和な生活が続いた縄文時代の歴史についても知られてきて、欧米で研究する人が増えている。そんな自分の体験を伝える動画が多くなってきて見るのが大変です。こうした傾向は生成AIのチャットGPTなどを使って文章や動画が簡単にできるようになり拍車がかかっているようです。

携帯の普及もあり今アフリカ諸国でひらがなが注目されている。文字を持たなくて識字率が低く、自国の言葉の読み書きができなかった人が、ひらがなで書くことが出来ると知り、48音で自分の名前を書けて、意外と覚えるのも簡単で自国語の文字をひらがなで書くようになったそうである。アフリカのフランス領だった15か国の少数民族は学校のフランス語授業についていけなくて中退率が60%と高かったのが、ひらがなを採用して自国語の表記ができるようになり、ひらがなによる自国語の教材や辞書、雑誌など発行され読めるようになり、就学率があがり高校、大学にもいけるようになったとあります。

参考動画【海外の反応】「アフリカ15か国が『きぼうもじ』を教育に正式導入!」――フランス語依存から脱却した感動の実話!国連が『きぼうもじの日』を世界識字デーに指定した特別な理由。日本は人道的だ。

こうして今世界中で最も習得が難しいと思われていた日本語が、最近では習得しやすいに変わってきているのです。ひらがな、カタカナ48音の明確な表音文字と絵文字のような表意文字の漢字と混ぜて使うことが、論理的な組み合わせ、並べ方が体系的で分かりやすく、へん、つくり、かんむりと云った要素が厳密な幾何学的配置を持つ世界でも稀有な言語であり、最も精巧な情報処理システムだと理解されています。漢字は画数が多く四角い空間に収まるので視覚的に安定していて眼から入ってくる重さが違うそうです。日本語は知的設計情報を高密度に視覚圧縮できる言語システムだなんて云われるようになるとは驚きです。

物理学、化学、数学の複雑な学術名詞を漢字に置き換えて表記すると意味確認で視覚構造の選択ができて理解が早い。英語はスペルが複雑で記憶しづらいが、漢字は情報を四角いブロックに圧縮して入力時間と認知スピードが速い。英語に日本語を混ぜて表記すると表意文字の直観性と情報圧縮の経済性が結合している構造となり効率が上がり視覚的ノイズが劇的に減るそうです。

参考動画【海外の反応】「日本語は天才の言語システムだ!」豪州の高校生が理数ノートに漢字を使う理由…世界が驚愕した究極の文字体系

 

敬語 尊敬語、謙譲語、丁寧語は話者、聞き手、話題の人物という三者の社会的距離や上下関係を入力値として適切な動詞の形を出力する関数として機能しているそうな。マンガ人気もあって日本語で読みたいから、カタカナや漢字を学ぶことも始まっていて日本文化への関心も高まっています。日本では財布や携帯を落としても戻ってくるし、喫茶店の机にパソコンを置いてトイレに行っても盗まれる事がない、そんな国は日本だけだといった体験を語る動画も複数あります。

英語や仏語はアルファベット長い単語が多く意味が分かりづらく記憶しにくい言語らしい。平安時代に生まれたひらがな、カタカナ、漢字を組み合わせる言語システムがコンピューターAI時代に適合しているとも云われている。英語の中に漢字を入れる表記方法が生まれ、学生がノートに物理や数学の重要語句に漢字を使ったら復習に視覚的な確認が出来て成績があがったとの投稿もあった。英語圏に於いて漢字表記は共通の学術ツールとして機能する可能性があると期待される。

英語より視覚的認知濃度が高い漢字は実用的で美しく、遊び心があって面白い。漢字は木、林、森、火、炎、峠、詩、凪、働くなど視覚的論理的規則があって覚えやすい。漢字は視覚的なブロック構造であり、脳がそれを一つのイメージとして処理するため、アルファベットの羅列より視覚的符号化が効率的である。便利だから、早いから、理解しやすい認知ツール転換ができる領域特化型記号として学習できる、これは英語を学ぶ時に知っておくべき特性でしょう。こうした素晴らしい日本語の特性が語られる動画を紹介していますので、ぜひご覧ください。          清水正博

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