サラ・シャンティ通信2月号

「イザヤからの手紙」を見て思った事          

マースさんは創作アニメ「イザヤからの手紙」の予告動画は30年前から世界に紹介され、すでに20億近い人が鑑賞していると聞き驚きました。私は2018年秋に カタカムナの土居正明先生、創生神楽の表博耀先生、ニチユ同祖論の大家杣浩二先生と一緒にスペインへ行きました。その旅の帰国直後にトリプルラブの原祐子さんに頼んでいた私のハイヤーセルフの絵が届き、それがなんとダビデだったのでビックリしたのです。ニチユ同祖論の杣先生との出会いとシンクロしたのは、ダビデとのご縁に気付き、日本とユダヤの関係を日本人に知らしめる役目を演じる為に同祖(同化)論を学べという事なのでしょう。

杣浩二先生は熱心なキリスト教徒で、聖書の中で東の国について書かれていることから、イスラエルのシャハン教授の著書『古代日本に辿り着いたユダヤ人・失われた十部族の足跡』を読まれ、感動されて直ぐにシャハン教授に会いにイスラエルへ行かれ、意気投合され日本語に翻訳出版されたのです。その後から著書の内容を確かめるために10年近く世界中の十部族の足跡を巡って調査され、写真集を含め10冊近くも出版してこられたのです。日本や世界各地のユダヤ研究家とも交流を持たれ、神戸平和研究所を立ち上げて平和活動も熱心にされている。そんな杣さんの会社(株)サンビルダー社は私の家の近くにあり、おかげで勉強会に毎月通っています。

私が尊敬する歴史家の田中英道先生も日ユ同祖論を研究され、①紀元前1300年前の出エジプト・モーゼの時代、②紀元前722年アッシリア捕囚の時代、③紀元前2世紀の始皇帝の徐福の時代、④3~4世紀弓月国から秦氏2万人、⑤431年以降曽我氏、聖徳太子と秦河勝の時代 と5回に分けてユダヤ人が来日して、同祖ではなく同化したのだと云われています。確かにユダヤ人と文化の存在を感じさせない日本の現在の実情を見て、縄文15000年の歴史で培われた日本語、日本文化、八百万の神々の信仰などの総合力によってユダヤ教は力を失い、ユダヤ人は日本化してしまったのでしょう。

杣浩二先生と表博耀先生と私はバチカンへも行ったり、淡路島シオンの丘の魚谷佳代さん、四国剣山にソロモンの秘宝が隠されている話などに詳しい人とも知り合い、臨死体験をして過去の歴史を見てきた木内鶴彦さん、『言霊百神』の大下伸悦さん、『日本語は神である』の昌原容成さん、『人は死なない』の矢作直樹さん、ヘブライの伝承を伝える山蔭神道第80代の表博耀先生、『聖徳太子コード』の中山康直さんたちの講演が実現したのも、ダビデ様のご加護のお陰なのでしょう。

特に面白いのはキリスト様、マリア様のご加護を得ていると云われる保江邦夫先生の存在です。先生は不思議な力に助けられて東北大、京大、名古屋大学へと進級されジュネーブ大学で講師になられ、保江方程式を発見されて量子力学の大家になられ、帰国後は岡山のノートルダム清心女子大学に勤められ、大腸がんの大手術の時にマリア様に守られ、ルルドの水に救われ、伯家神道祝之神事の後継者として今上天皇に引き継がれたり、と不思議な力で活躍されています。そんな凄い先生のお笑い真理塾を年間11回も私が開催できるのもダビデ様のお力なのでしょう。

マースさんが描く「イザヤからの手紙」の時代はアッシリアの捕囚となった10部族とソロモンの秘宝を持つ南のユダとベンヤミン、ラビ族のバビロンに捕囚された3部族が東の国をめざして離散したお話ですが、田中先生の説と一致するようですね。その事はシャハン教授の『失われた十部族の足跡』に記述にもあり、ユダヤ人は生きている間に無事日本に辿り着いたお話になっていますので、以下紹介します。

・北ルートを辿った十部族の最初の者たちは、日本神話に登場する人物スサを隊長とする先遣隊と共に、紀元前660年ごろに日本に到着したと思われる。もしこの中に幼少期か青年期にアッシリアによる捕囚を体験した者がいたとすれば、その頃すでに70~80歳になっていたであろう。(P214)

・この旅路は、紀元前722年のイスラエル追放後、途中数々の休息を含み、またアフガニスタンから東方に向けて先遣隊が出発するなどして、断続的に継続してきた。これは約55年後に渡る、長く困難な道のりであった。(P234)

・もし紀元前720年前後にイスラエルの地から追放が行われ、その後20年ほどの滞在を経て、各部族の代表者が参加した先遣隊が日本に向けて出発したと考える.・・・すでに言及したように、この大群は二手に分かれた。北ルートは中国から恐ろしいカラクム、ゴビなどの砂漠を通る近道であり、南ルートはヒマラヤ山脈を南から迂回してインドに向かって行った。(P238)

・日本の地で誕生したニニギの孫でありアマテラスの曾孫に当たる人物が神々の支持を受け、軍の長として日本の中央部へ向けて出発、占領して都を立てた。彼は占領を完了し、その政権は不動のものとなった。そして諸部族の指導者たちは彼に「神武」という呼び名を与えた。(P244)

以上のようにマースさんのお話と時期的にはずれがあるでしょうが、似たような展開で書かれていました、いかがでしょう。

その後、ダビデ、ソロモンの頃には崇神天皇と垂仁天皇の頃に来日した集団、景行天皇、応神天皇の時代にも弓月王の貴族の集団など多くのユダヤ人が来日したと書かれていています。ヤマトタケルのお話もヘブライ文字で解説され、始皇帝と徐福の時代から秦氏一族など続々とユダヤ人の来日が続き、聖徳太子と秦河勝などにより皇室との濃厚な関係が伝えられ、仏教と神道を習合させて法隆寺、大仏殿など建立され、日本全国に数多くの八幡神社や稲荷神社が建てられたという驚くべき事実が明らかになっています。

ユダヤ人はユダヤの教を捨てて、古神道の神々を聖書で解釈して古事記を作ったのでしょうね。縄文15000年の間に形成された日本文化の根底に高度なカタカムナ文明があり、神武天皇以前の日本は、世界の理想郷として繁栄していた縄文文明が存在していた。そのウガヤフキアエズ王朝末期の紀元前1000年頃にモーセやスサノオが来日し、ユダヤの文化や知識を流入し、皇室制度が整い、日本語の言葉数が増え、神仏習合の下地が整ったのだと思います。

日本の歴史の授業では、中国や韓国から多くを学んだと教えられますが、それは真実でないようです。実際は紀元前のモーセの時代に来日したユダヤ人が定住して、「日本に来たら土地を与えられ幸せな余生を送れる」との評判が伝わり、アシア地域に離散したユダヤ人たちが多大な財産を持って来日するようになったのだと思います。中国や韓国は王朝が交代する度に略奪や攻防を何度も繰り返される酷い地域ですから、財産を持ったユダヤ人貴族、知識人、機織り等の技術者集団が逃げ出すのは当たり前です。

中丸薫さんは「ユダヤ人は日本に来ると里帰りしたような気持になるから、日本人に同化してしまうのだ」と言われています。紀元前6000年前の鬼界カルデラの大噴火で、多くの日本人が逃れて大陸に渡り、シュメール国が生まれたという説もあります。そのシュメール人からユダヤ人が誕生したようですから、もともと日本人だったのです。 歴史家の田中英道さんは関東にユダヤ人の姿をした埴輪が沢山出土していると書かれています。空海の真言宗も景教といわれていますが、弓月国からの移民もネストリウス派キリスト教(景教)を持ってきたのですね。

ユダヤ人は憧れの日本に里帰りしたら、日本語のありがとう、いただきます,おかげ様というお天道様や自然に感謝して神と一体になる言葉を先発隊に教えられ、気づきをえられ、多神教に戻ってしまうのですね。そこに縄文カタカムナのヤタノカガミ、フトマニ、ミクマリは三種の神器の鏡・刀・勾玉の宇宙論が発揮されたのだと思います。ひふみ祝詞のひふみよいむなや~9の空になる9進法の神の数学の色即是空、空想是色の哲学を学び、縄文人の物に執着しない、捕らわれない中今の心で生きる「諸法は空」の哲学から悟りの心を教えられたのです。

ですから古代から東の国には日本というユートピア的、理想郷があると世界の人は憧れ、釈迦も来日して学んで帰り、般若心経などが生まれ、人や動物たちに囲まれて涅槃像のような死を迎えました。しかしキリストが同じことを伝えたのにユダヤ人に理解されず十字架に磔にされました。しかし、そんな無理解なユダヤ人が日本に来たらどうでしょう。簡単にユダヤ教を捨てて日本化してしまうのです。この事実を世界の人が何故なのかと考え、理解すれば世界は変わります。その理解が全世界に広がれば、イスラエルとパレスチナの問題も、世界中の人種差別や宗教対立も解決するでしょうね。それが最近よく言われる日本にたいする期待なのでしょう。

すでに神戸北野町にはジャイナ、ムスリム、カソリック、ユダヤ、関帝廟、シク教、プロテスタント、ロシア正教、バプティスト、北野天満宮が仲良く共存しており、多宗教共存地域としとして世界遺産登録しょうという動きがあるそうです。こんな風に一神教が他宗教の神様をお互い認め合うのが神の戸の使命なのでしょうね。神戸にはサイババの寺院もあり、そのご縁で私は奇跡を見せてもらい、サラ・シャンティという名の道場が生まれ、六甲を創造するという名のビルを建設できたのも、ダビデのご加護だったのでしょうか?

六甲山には法道仙人、役行者、空海、聖徳太子、瀬織津姫、菊理姫が祀られる遺跡が多くあり、そんな環境の中で修験道や滝行を指導されたり、トライアスロンの自転車やランで走り回っていたおかげで、こうした神々が見守ってくれていたのだ思うのです。私の家は八幡神社の森の神域の中にあって、八幡大神(応神天皇)、天照大神、春日大神が祀られていて、清水のご先祖様が清和源氏であることも八幡神と繋がっており、子供の時からそんな環境を遊び場として育ったことも意味があったのでしょう。

毎年のお正月三が日と18,19日の厄除大祭は大変な人がお参りに来て賑わいます。こうして私たち日本人は故郷に住んでいるだけで、歴史的に活躍した存在とご縁のある氏神様やご先祖様をお祭し拝んだりしていることが深い信仰文化を形成してきたわけで、こうした歴史を持つ国であることが和する一体の愛の精神文化の特徴であり、GHQが恐れ破壊しょうとした訳ですが、とても無理なことだったのです。そしてマースさんのご活躍が示すように、世界から日本への注目度が高まり、日本の和の精神が広がっていくのだと思います。

「イザヤからの手紙 イザヤの遺言」https://letterfromisaiah.com/

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