サラ・シャンティ通信7月号
はせくらみゆきさんのお役目
唯心論物理学を伝える天啓を与えられたもう一人の存在に、はせくらみゆきさんがいて、保江先生との共著『宇宙を味方につけるこころの神秘と量子のちから』があります。この本を読んで、お二人は神がかり的なお働きを唯心論物理学の世界で演じておられるのを知りました。
はせくらさんは一度サラ・シャンティにも来ていただいたことがありますが、しゃべり始めると上と繋がって言葉が下りてくるような感じで、考えて知識を絞り出すようではなく、無表情で流れるような感じで語られました。
共著のはじめにからの引用です:
「5歳くらいの時から、想いの塊がポンと入ってきて、そこに気持ちを向けるとなぜか分る。それを頭で翻訳すると言葉になる」「それをやめてしまうと、自分という存在が消えてしまう気がしたので、自分の内側だけでやりとりしていた。表面の自分だけで暮らすと怖いことが沢山ある世界、内側の自分から見る世界はいつもハッピーで穏やかなイメージ」なのだそうです。
「両方の世界をいききしながら、基本は表面の自分の考えを優先してごく普通の青春時代を送っていました。
転機は結婚して子供を授かった後に突然訪れます。当時はスピリチャルな世界についてまったく関心がなかったばかりか、むしろ避けていた分野だったので大変戸惑いました。でも避けることはできず、再び自分との繋がりを深めることにしました。物理に興味を持ったのはその頃からです」
「内なる自己を通してコンタクトしてきた意識体から「宇宙授業」というレッスンが始まり、宇宙の仕組み、法則性、地球の歴史や意識の科学。とりわけ時間が割かれたのは、宇宙の仕組みについてのレッスンでした。
そこには沢山の数式が並び、物理学的な概念が届けられます(閃かされます)」。2年間に渡る毎日2時間の授業が終わり、その後直観を通して直接宇宙レッスンを続けながら人格陶冶する(=愛の度数を深める)という選択をした数年後、「そろそろ、人前で伝えてください。宇宙の真実を知らせてください」と言われたのです。その後不思議と人前でお話しする機会が増え、今の自分に繋がりました。
その間ずっと宇宙授業で習った時の物理法則や仕組みについて、いつの日か検証できますようにという思いを抱いてきました。たとえ物理に精通している方がいたとしても、霊的な部分まで共有できることはなく、いつになったら出会えるだろうと首を長くして待っていたのです。27年後、そのチャンスが訪れました。
2020年の夏、保江先生との対談本のお話をいただいたとき、私はとうとう確認できる機会が巡ってきたと心を躍らせました。しかもお話のプロセス自体が書籍となって残り、必要な方と分かち合えるとは・・・・・。私は宇宙の粋な計らいに感動し、天に向かって深々と感謝の祈りを捧げました。
対談は3回にわたり数時間かけて行われ、毎回真剣勝負の体でした。その結果、科学とスピリチャルの関係性がどんどん浮き彫りになり、それはまるでカミサマが作った仕組みを、今わかっている地球の最新の科学を通して解き明かしていこうとする試みであり、かっての宇宙授業を検証していくものとなりました。
本の中には随所に天才科学者-世界を圧巻させた物理法則であるヤスエ方程式を編み出されたDr.Yasueの卓越した視点と拡がりが組み込まれていて、読めば読むほど味わい深く、宇宙の深淵―愛の海へといざなわれ連れていかれます。水瓶座の風の時代は見えない世界が主流となると言われています。・・・・見えない世界の深奥にあるのは、とりもなおさず「愛」そのものに他ならない事。霊性を磨くことと、科学が発達することは表裏一体、不離不可分の関係性である。
― 引用はここまで -
1995年阪神大震災の時、800年周期説による文明の中心が東経135度の神戸に移動したと云われます。そこから日本の時代が始まった言われてますが、その数々の兆候のなかに、物質中心の世界から心の時代への哲学として唯心論物理学と素領域理論が保江先生、中込先生、はせくらさんにより紹介され、楢崎皐月と宇野多美恵のカタカムナ潜象世界の講座が天野先生により開催されるようになったのです。